Scene 20 · Notes

解説 場面 20「家族の受け止め方」

この場面の解説

メアリーには予感された災難の中身が分からない。母はこの話を二度としてはいけないと怒ったというので、ホームズは続けて継父にも伝えたかを確認する。

表現・文法のポイント

as to what it could have been
as toは「〜について」。what以下は、どのような出来事があった可能性があるのかを表す間接疑問である。ホームズは、メアリーが災難を想像していることと、具体的な内容を知っていることを分けて確かめている。
take the matter
takeはここで物を手に取るのではなく、「物事を受け止める」。How did your mother take the matter?は、母が何を手に入れたかではなく、この出来事を聞いてどのような態度や反応を示したかを尋ねる問いである。

全文の対訳

"But you have no notion as to what it could have been?"

「でも、それが何だったのか、見当はつかないのですか」

"None."

「まったく」

"One more question. How did your mother take the matter?"

「もう一つ、伺います。お母様は、このことをどのように受け止めましたか」

"She was angry, and said that I was never to speak of the matter again."

「怒って、二度とその話をしてはいけないと言いました」

"And your father? Did you tell him?"

「では、ウィンディバンクさんは。お話しになりましたか」

難易度の高い単語 (☆ で覚えたい単語に入れる)

  • notion(ノウション)… 見当・考え

次の場面:尽きない疑問 Questions Without Rest

継父も、エンジェルの身に何か起きたのだろうと考えていたという。教会の戸口まで連れてきて置き去りにして、誰に何の得があるのか。それに、なぜ手紙の一通もよこさないのか。考えれば考えるほど、メアリーには分からなくなり、夜も眠れないという。