この場面の本文と訳
奇妙な便りをめぐり、ジョンと父の考えは一致しない。心配したジョンは、警察へ話してはどうかと勧める。父はその提案をどう受け止めたのか。青年は、当時の自分が何を案じ、父に何を言おうとしたのかを思い返し、暖炉の前の二人へ会話の続きを語る。
"'I should certainly speak to the police,' I said.「『僕なら必ず警察に話すけれど』と私は言いました。
"'And be laughed at for my pains.「『その挙げ句、ばかにされるというわけだ。
Nothing of the sort.'そんなまねはせん』
"'Then let me do so?'「『では、僕に話させてくれないか』
"'No, I forbid you.「『だめだ。おまえにも禁ずる。
I won't have a fuss made about such nonsense.'こんなくだらんことで騒ぎを起こされてたまるか』
"It was in vain to argue with him, for he was a very obstinate man.「父は大変頑固な人でしたから、言い争っても無駄でした。
I went about, however, with a heart which was full of forebodings.ですが私は、不吉な予感で胸をいっぱいにしながら日々を過ごしました。