この場面の本文と訳
結婚事件で深く傷ついた卿は、ホームズが同じような繊細な問題を扱った経験を尋ねる。探偵が直前の依頼人は国王だったと答えると、卿は思いがけない身分に驚く。話題は、その過去の依頼についてどこまで語れるかへ移る。
"Oh, really!「ほう、本当ですか。
I had no idea.それは存じませんでした。
And which king?"どちらの国王で?」
"The King of Scandinavia."「スカンディナヴィア国王です」
"What!「何と。
Had he lost his wife?"国王も妻を失われたのですか?」
"You can understand," said Holmes suavely, "that I extend to the affairs of my other clients the same secrecy which I promise to you in yours."「お分かりいただけるでしょう」とホームズは穏やかに言った。「ほかの依頼人の事情にも、あなたの件についてお約束するのと同じ秘密を守ります」
"Of course!「もちろんです。
Very right! very right!まったくごもっとも、まったくごもっともです。
I'm sure I beg pardon.失礼いたしました。
As to my own case, I am ready to give you any information which may assist you in forming an opinion."私自身の件については、あなたが判断を下す助けになる情報なら、何でもお話しする用意があります」