Scene 14 · Notes

解説 場面 14「一夜の仕事」

この場面の解説

依頼は、故障した水圧式の打ち抜き機を一時間ほど診断する仕事だった。大佐はその夜の最終列車で、バークシャーのアイフォードまで来るよう求める。

表現・文法のポイント

Most admirably
Most admirably は「申し分なく」と条件への強い満足を示す、簡潔でやや格式ある応答である。
you there at about 11:15
expect you there は「そこであなたを待つ」の意味で、到着時刻まで指定する約束を表す。

全文の対訳

"'Most admirably.'

「『申し分ありません』

"'I say a night's work, but an hour's would be nearer the mark. I simply want your opinion about a hydraulic stamping machine which has got out of gear. If you show us what is wrong we shall soon set it right ourselves. What do you think of such a commission as that?'

「『一晩の仕事と言いましたが、実際には一時間ほどでしょう。調子を崩した水圧式の打ち抜き機について、あなたの意見を伺いたいだけです。どこが悪いか教えていただければ、あとはすぐ自分たちで直せます。そのような依頼をどう思いますか』

"'The work appears to be light and the pay munificent.'

「『仕事は軽く、報酬は破格のようです』

"'Precisely so. We shall want you to come to-night by the last train.'

「『そのとおりです。今夜、最終列車で来ていただきたいのです』

"'Where to?'

「『どこへですか』

"'To Eyford, in Berkshire. It is a little place near the borders of Oxfordshire, and within seven miles of Reading. There is a train from Paddington which would bring you there at about 11:15.'

「『バークシャーのアイフォードです。オックスフォードシャーとの境に近い小さな土地で、レディングから七マイル以内です。パディントン発の列車なら、午後十一時十五分ごろ着きます』

難易度の高い単語 (☆ で覚えたい単語に入れる)

  • commission(コミッション)… (頼まれた)用事・使い・依頼・委員会・手数料
  • munificent(ミューニフィセント)… 気前のよい
  • admirably(アドミラブリー)… 見事に
  • hydraulic(ハイドローリック)… 水圧の
  • precisely(プリサイスリー)… 厳密に・正確に・その通り・正確に
  • stamping(スタンピング)… 打ち抜き・プレス加工の/足を踏み鳴らす
  • night's(ナイツ)… 一晩の・夜の
  • borders(ボーダーズ)… 境・国境(複数)

次の場面:夜汽車の条件 The Last Train

行き先はバークシャーの小駅アイフォードで、レディングからも近いという。大佐は駅まで馬車で迎えに来るが、屋敷まではさらに七マイルあると説明する。深夜の到着になり、帰りの列車もない。ハザリー氏は不便さを訴え、別の時刻を提案する。