青いガーネットThe Adventure of the Blue Carbuncle

クリスマスの二日後、ホームズの部屋には、くたびれた古い帽子が一つ置かれていた。夜の通りの騒ぎのあと、持ち主が落としていったものだ。帽子から持ち主の暮らしを読み解いていくホームズ。ところが、帽子と一緒に拾われたガチョウから、思いもよらないものが見つかる。

章を選ぶ

  1. 第 1 章(I)帽子の推理

    クリスマス明けの朝、ワトソンが訪ねると、ホームズは古い帽子を眺めていた。守衛のピーターソンが、夜の通りの騒ぎのあとに拾ってきたものだ。持ち主の名前は分からない。ホームズは帽子の大きさや傷み、埃や染みから、持ち主の人となりを読み解いていく。

    0 / 11 場面この章へ ›
  2. 第 2 章(II)思わぬ知らせ

    帽子の話が一段落したところへ、守衛のピーターソンが顔色を変えて駆け込んでくる。拾ったガチョウのことで、思いもよらない知らせを持ってきたのだ。ホームズはすぐに事の重大さを悟り、帽子とガチョウの持ち主を探すため、新聞に広告を出すことにする。

    0 / 9 場面この章へ ›
  3. 第 3 章(III)ガチョウをたどる

    夕方、広告を見たヘンリー・ベイカーがベイカー街に現れる。帽子を受け取った彼の話から、ガチョウの出どころをたどる道が開ける。ホームズとワトソンは凍てつく夜のロンドンへ出て、酒場からコヴェント・ガーデンの市場へと、ガチョウの足取りを追いかける。

    0 / 15 場面この章へ ›
  4. 第 4 章(IV)ベイカー街の夜

    市場の屋台で、小柄な男が商人に食い下がっている。男もまた、あるガチョウの行方を必死に探しているらしい。ホームズは男に声をかけ、馬車で暖かなベイカー街の部屋へ連れて帰る。暖炉の火が燃える居間で、ホームズは見知らぬ客と向き合う。

    0 / 17 場面この章へ ›