Scene 174 · Notes

解説 場面 174「屋敷への小道」

この場面の解説

三人は武装を確認し、待ち伏せ作戦だと知らされる。霧に覆われた不気味な土地を進み、屋敷の前では足音と声を抑える。

表現・文法のポイント

A waiting game
相手が動くまで辛抱強く待つ作戦を指す。
not to talk above a whisper
ささやき声より大きな声を出さないよう求めている。

全文の対訳

"Good! My friend and I are also ready for emergencies."

「よし。私と友人も緊急時の備えはできている」

"You're mighty close about this affair, Mr. Holmes. What's the game now?"

「この件については、随分口が堅いですね、ホームズさん。今度は何をするんです」

"A waiting game."

「待ちの一手だ」

"My word, it does not seem a very cheerful place," said the detective with a shiver, glancing round him at the gloomy slopes of the hill and at the huge lake of fog which lay over the Grimpen Mire. "I see the lights of a house ahead of us."

「これはどうも陰気な場所ですね」と探偵は身震いし、陰気な丘の斜面とグリンペンの大沼地に横たわる巨大な霧の海を見回しながら言った。「前方に家の灯りが見えます」

"That is Merripit House and the end of our journey. I must request you to walk on tiptoe and not to talk above a whisper."

「あれがメリピット・ハウス、私たちの旅の終点だ。つま先で歩き、ささやき声より大きな声では話さないよう頼む」

難易度の高い単語 (☆ で覚えたい単語に入れる)

  • emergencies(イマージャンスィーズ)… 不測の事態・緊急事態
  • detective(ディテクティヴ)… 探偵・刑事
  • cheerful(チアフル)… 陽気な・楽しい
  • glancing(グラーンスィング)… ちらりと見ながら・ちらっと見ること
  • request(リクウェスト)… 依頼・求め
  • whisper(ウィスパー)… ささやき・ささやく
  • you're(ユア)… あなたは〜だ(you areの短縮形)
  • mighty(マイティー)… たいそう・非常に・強大な

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屋敷へ近づいたホームズは、道沿いの場所を確かめている。仲間が身を置き、周囲を見られる所が必要だ。ワトソンは土地の様子を知る者として、問いに答えようとしている。道や窓の位置が分からないままでは、同じ場所にいても、仲間と見ているものが食い違いやすい。