第 4 章(IV)宿での対話The Boscombe Valley Mystery

調査を終えた宿の客間で、ワトソンはホームズの説明を聞いている。別々に見えていた出来事の関わりを考えていると、給仕が来客を取り次ぐ。ホームズは相手を迎えて席を勧める。二人で続けていた話は区切られ、新たな会話が静かに始まろうとしている。

場面を選ぶ (0 / 11 読了)

  1. 50宿への来客 A Visitor at the Innホームズの説明を聞いたワトソンは、捜査の行く先が見えた気がして、その考えを口にしようとする。そこへ給仕が居間の戸を開け、一人の来客を案内する。二人の会話はひとまず中断し、ホームズは新たな客を迎え、座るように勧める。
  2. 51客間の会話 A Conversation at the Inn宿の客間で、ホームズと来客は届けられた手紙の話をする。来客には、まず確かめておきたいことがあるらしい。ホームズは相手の言葉とまなざしに向き合い、静かに返事をする。ワトソンもいる部屋で、二人の会話が始まっていく。
  3. 52それぞれの立場 Their Positions宿の会話は、これからどのようなことが起こり得るのかという問いへ進む。ホームズは、自分がここへ来た立場を説明する。来客も自らの事情を語り、二人は、まず何を考えるべきかを話し合う。ワトソンは黙って、二人のやり取りに耳を傾けている。
  4. 53卓に着く At the Tableホームズは立ち上がって卓に着き、ペンと紙を手元にそろえる。これから聞く話を書き留め、ワトソンを立ち会わせるという段取りを、来客に短く伝える。客間で、話を記録する用意が静かに整っていく。来客は何から話すのか。
  5. 54語り始め The Story Begins客間の静けさの中で、来客が口を開く。いま起きていることを説明するには、順を追って伝えておきたいことがあるらしい。ホームズは口を挟まず、ワトソンもその声に耳を傾ける。来客は、話の出発点をどこに定めるのか。
  6. 55語りの続き The Story Goes On客間で始まった話が続いている。ホームズは口を挟まずに耳を傾け、ワトソンもその言葉を追う。語られる出来事は、二人が思っていたよりも大きく広がっていく。来客の説明は時間をたどりながら、少しずつ今へ近づいていく。
  7. 56ある日の街角 A Meeting in Town話は、ロンドンの街へ出た日のことに移る。来客は、リージェント街で出会った人物とのやり取りを振り返る。街角で始まった会話は、どのように進んだのだろう。ホームズとワトソンを前に、そこで交わされた言葉が順を追って語り直される。
  8. 57対話の続き The Conversation Continuesリージェント街での出会いから、来客の話はさらに先へ進む。その後、二人の間にはどのようなやり取りが続いたのか。ホームズとワトソンは黙って耳を傾け、客間には来客の声だけが響く。話は、聞く者が思っていたよりも長い年月にわたる。
  9. 58終わり近く Near the End客間の話は、いよいよ終わりに近づく。ホームズは卓の前で話を聞き、ワトソンもその言葉を一つずつ追う。来客の説明は途切れずに続き、二人は経緯を順に確かめようとする。長く続いた話は、どこで終わりを迎えるのか。
  10. 59語り終えて When the Story Ends来客の話がひとまず終わり、客間には静けさが戻る。ホームズは、これから何をするのかという問いに向き合う。事件にかかわった人々と、今この部屋で交わされた言葉。その間で何を選ぶのか、客間の会話は最後の確認へ進む。
  11. 60別れの挨拶 Words of Farewell宿の客間で長く続いた会話が終わり、来客は別れの言葉を述べる。ホームズとワトソンはその挨拶を受ける。残された部屋に沈黙が戻ると、ホームズは今回の出来事を振り返る。語り手のワトソンは、さらに、その後の人々の消息についても記していく。