第 12-b 章(XII-b)荒れ地の死〔後半〕The Hound of the Baskervilles (Part 2)

小屋で会ったホームズとワトソンは、互いの調査について話し合っている。日が暮れた荒れ地には、星が見え始めている。館への帰路を考えるころにも、友人へ聞きたいことは残る。二人は話を続けながら、暗くなる周囲へ注意を向けようとしている。

解説の目次

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  1. 124小屋を出るころ As They Leave the Hut小屋での情報交換を終えようとしていた二人の周りには、夕闇が降りている。荒れ地の先はもう見通しにくい。帰路を前に、ワトソンは友人と並んで外へ注意を向ける。遠くの館へ帰る道を前に、二人は、暗くなり始めた土地と、足元の様子にも気を配っている。解説を読む ›
  2. 125音のする方へ Toward the Sound荒れ地から聞こえた叫びに、二人は強い緊張を覚える。場所はまだはっきりしない。暗い平原を見渡しながら、ホームズとワトソンは音の方向を確かめようとしている。聞こえたものを頼りに場所を探すには、目で確かめるだけでは足りず、音の変化を聞く必要がある。解説を読む ›
  3. 126闇へ走り出す Into the Darkness遠くの音は続き、ホームズとワトソンは暗い荒れ地を前にしている。どこで何が起きているのか、まだ目には見えない。聞こえる方角を頼りに、次の行動へ移ろうとしている。急いで進むとしても、岩の多い土地の夜道では、どの方向へ向かうかを、そのつど考えねばならない。解説を読む ›
  4. 127足を止めて聞く Stopping to Listen二人は荒れ地を走り、音のする場所へ近づこうとしている。辺りは暗く、見通しが利かない。ワトソンはホームズの言葉を聞きながら、次に進むべき方向を探す。すぐ近くに友人がいても、闇に包まれた土地では、一人が気付いたことを伝え合うことが大切だ。解説を読む ›
  5. 128岩場の近く Near the Rocks見通しの利かない荒れ地で、二人は微かな音に注意を向ける。近くには岩の斜面がある。姿を確かめるため、ホームズとワトソンは足元を選びながら進もうとしている。小屋で落ち着いて話していたころとは違い、いまは、足を運びながら状況をつかまなければならない。解説を読む ›
  6. 129見覚えのある服 A Familiar Suit岩場で見たものに、ワトソンは強い衝撃を受けている。見覚えのある服が、記憶を呼び起こす。ホームズとともに立ち止まり、目の前の状況を受け止めようとしている。暗い土地での観察は、強い気持ちに左右されやすく、ワトソンも、すぐには言葉を見つけられずにいる。解説を読む ›
  7. 130友人の言葉 A Friend's Words現場に駆け付けた二人には、悔やむ気持ちが押し寄せている。ワトソンはホームズに、自分たちの行動を問いかける。暗い荒れ地で、互いの言葉を受け止める時間が続く。そばにいる友人へ思いを伝えながらも、二人には、今ここで何ができるかを考える必要がある。解説を読む ›
  8. 131考えを巡らせる Thoughts at the Scene衝撃の中でも、二人にはこれから何をするか考える必要がある。見たことだけで何が言えるのだろうか。ワトソンは、ホームズの判断を聞こうとしている。土地に来てから続けてきた調べが、目の前の出来事とどうつながるのか、考えずにはいられない。解説を読む ›
  9. 132確かめるべきこと What Must Be Established今ある事実をどう扱うか、ホームズは考えを話している。ワトソンも答えを急ぐ気持ちを抑えて聞く。荒れ地の現場には、なお確かめなければならない点が残る。ただ思いを語るだけではなく、事実として何を確認できたかが、調べる二人には求められている。解説を読む ›
  10. 133その場での確認 A Closer Lookワトソンは現場で助けを呼ぶことを考えている。ホームズにも、まだ確認したいことがあるようだ。二人は暗がりの中で、それぞれの気付いた点へ注意を向ける。夜の現場で分かることは限られており、助けを求めるにも、まず今の状態を見定める必要がある。解説を読む ›
  11. 134見直す目 Looking Againホームズの反応に、ワトソンは戸惑いながら聞き返す。見たものの受け止め方が、二人の間で変わりつつある。何が確かかを知るため、改めて状況を確認しようとしている。一度そう見えたからといって、それだけで決めてよいのか、二人は近くから確かめ直している。解説を読む ›
  12. 135事情を結び付ける Connecting the Circumstances誰の身に起きたことなのかを確かめ、二人は衣服について話し始める。館での出来事にも関わる話だ。ワトソンはホームズの考えを聞きながら、経緯を整理しようとしている。館で聞いた言葉と、今夜の荒れ地で見たものとは、離れた場所の出来事でも、互いに関わっている。解説を読む ›
  13. 136近づく気配 Someone Approaches荒れ地での出来事について話す二人は、次の対応を考えている。周囲の暗がりにも注意を払わねばならない。ホームズとワトソンは、その場で言葉を交わし続ける。夜の土地にいる間は、自分たちの話だけへ集中せず、周りの音や人の動きにも気を付けたい。解説を読む ›
  14. 137闇からの来客 A Visitor in the Dark赤い葉巻の光とともに、荒れ地を近づく人物がいる。ホームズとワトソンは、相手と顔を合わせることになる。今ここで何を話すべきか、気を配りながら待つ。自分たち以外に誰が夜の土地へ出ているのか、声を交わす前に、目で確かめる必要がある。解説を読む ›
  15. 138名を伝える Giving a Name荒れ地で合流した相手は、目の前の状況を確かめようとしている。ワトソンとホームズは、必要なことを伝えねばならない。夜の現場で、三人の会話が始まる。相手が何を知り、何を尋ねているかに注意しながら、二人は、ここで見たことを言葉にしていく。解説を読む ›
  16. 139問いかけの応酬 Questions Exchangedステイプルトンの言葉を聞き、ワトソンには尋ねたいことがある。互いに耳にしたものや心配した相手について、三人は話している。返事の細部へ注意を向ける場面だ。誰かが話すときの言葉や様子も、調べを続ける二人には、見落とさずにおきたい材料になる。解説を読む ›
  17. 140現場での話 Talking at the Scene荒れ地で何が起きたのか、ステイプルトンは二人に意見を尋ねる。ホームズは今の状況に合う返事をしようとしている。夜の会話では、言葉の選び方にも気を配る必要がある。荒れ地で起きたことについて、人がそれぞれどう説明するかを、ワトソンは傍らで聞き続けている。解説を読む ›
  18. 141これからの予定 Plans From Hereホームズの今後の予定について、ステイプルトンが尋ねている。荒れ地の現場では、当面の対応も決めなければならない。ワトソンは二人のやり取りを聞いている。この場所で今すぐできることと、館へ戻ってからのことを分けて、人々は予定を考えようとしている。解説を読む ›
  19. 142館への帰り道 Returning to the Hall夜の荒れ地での応対を終え、ホームズとワトソンは館へ戻ることになる。先ほどの会話には、考え直したい点がある。二人だけになってから、言葉を交わそうとしている。先ほどは人がいたため聞けなかった話も、帰り道なら、友人へ直接尋ねられるかもしれない。解説を読む ›
  20. 143相手の出方 The Next Moveホームズがここにいると分かったことで、相手はどう考えるのだろうか。帰路のワトソンは、その影響を友人に尋ねる。これまでの調査と今夜の会話を踏まえた相談が続く。一つの出会いが、ここから先にどう関わるかを考えることも、調査を続けるうえでは大切になる。解説を読む ›
  21. 144残る難しさ The Remaining Difficultyワトソンは、今ある事実でどこまで進めるかを知りたい。ホームズには、まだ十分でないと考える点があるようだ。館へ向かう道で、二人は具体的に話し合おうとしている。気持ちだけで先へ進むことはできず、何を根拠として示せるかを、二人は考え直そうとしている。解説を読む ›
  22. 145明日に向けて Thinking of Tomorrow今夜の出来事を受けても、調査にはなお難しい点が残る。ホームズはどんな見通しを持っているのか。ワトソンは話を聞きながら、翌日へつながる行動を考える。近くの館へ戻る足取りの中でも、二人の頭には、まだ整理し終えていない出来事が残っている。解説を読む ›
  23. 146門の前で At the Gates館が近づいても、ホームズは考えを巡らせている。ワトソンには、さらに聞きたいことがある。夜の出来事を抱えたまま、二人はバスカヴィル館の門へたどり着こうとしている。館に戻れば、そこで待つ人々にも話さなければならず、友人同士の会話を続けられる時間は短い。解説を読む ›